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なんだか懐かしい感じがする

日本人の心に馴染んだ素材。木や紙や石、草や土、
それらに触れていると人は癒されるという。
それは多分、我々のDNAに刻まれた先達の心の記憶だろう。
心安らぐ家の、手に足に触れる部分にはそんな素材を使いたい。

いつまでも新しい発見がある

最小限のデザインとすることで、その家の主役はそこに住まう家族や家具、飾られた小物となる。
日常の生活の中でふと目をやったそこに、今まで気づかなかったデザインがちゃんとある。
家のデザインはそれくらいの方がいい。

早く家に帰りたい

どこに遊びに行くでもなく、その家の中での日常の生活がなぜか楽しいと感じてしまう。
家に居る時、心が一番リラックスできていると感じてしまう。
「ああ・・早く家に帰りたい」といつの間にか考えてしまっている。
そんな家を創りたい。

その街の一部になる

その地方の、その地域の、その場所にしかない敷地の環境を読み解き、うまく適応させることで住み良い家ができる。
そしてそこでの生活が長く続くことで家はその街に馴染み、やがてそこが「故郷」になる。
そして家はその街並みの一部となり、「風景」となる。

いつまでも住みやすく

家が家族の器なら、その家族の成長や構成の変化、あるいは家族の身体の変化にどう対応するのか。
なんとなくつながっている、なんとなく閉じている、そんなおおらかな空間が実は住みやすい。
最初から部屋の用途を限定しない。
想定通りの変化、思いもよらない変化にも対応できる、いわばフトコロの深い家にしたい。

季節のうつろいを感じる

変わらない家の中での生活で「時間」を意識する瞬間、それは季節のうつろいを感じる時だろう。
木々を植え、風を通し、陽の光を調整するため庇を付け、また開口を思案する。
空気の温度、日差しの強さ、木々の芽生えや紅葉。 梅雨の憂鬱、大風の緊張感、あるいは雪景色。
春夏秋冬、時の重なりを実感できる、そんな家を創りたい。

家創りを楽しむ

家の設計は本当に面白い。苦しいこと、面倒くさいことはたくさんあるけれども、やはり面白い。
依頼する側のあなたも是非一緒に楽しみましょう。 でも設計はよく解らない?
簡単な事です、あなたの生活を振り返り、どうしたら楽しいか、どんな時が一番気持ちいいか思い出してみましょう、答えはそこにあるはずです。 
それを実現する装置を我々が考えます。
家は家族の「器」であると同時に、生活を楽しむための「道具」なのだから。

(C) 2010 C-design.Yoshiuchi.Architect.Atelier

多くの設計者がいろいろな考えや哲学、方法論を持ちながら、建物の設計をしています。
己を表現し独創的なものを創るのが芸術家であるならば、私は日々普通のものを創り続ける職人でありたいと思っています。
住宅は芸術品ではなく、日々使い続ける日常の器でなければならないと考えるからです。
そして普段使いの器であるからこそ、飽きのこないシンプルなかたちであること、手触りの良いものであること、
長く使うからこそ頑丈で、いろいろな使われ方に対応できる十分な余白があるべきだと考えています。
「普通であり続けられる」最高の家、それを求めて日々設計しています。
家を建てようとされているみなさんの一番の希望は「良い家を建てたい」ということ。
私が考える「普通であり続けられる」良い家とは?
私の頭の奥底にある思いをまとめてみました。

住宅への思い

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